推しが活動休止してから1年が経つ

 

2018年5月からSexy Zoneを応援し始めた私はもう既に推しがいた期間より推しが休んでから過ぎた時間の方が長くなる。

 

 

 

私は待つのが苦手だ。

 

かといって時間にはルーズなので人のことは平気で待たせる最低な人間なのだ。

 

待ち合わせで人を待つのは5分が限界。

一緒にご飯を食べると約束していても一人で食べに行ってしまう。

電車もバスも何もかも私を待たせるものに対してはイライラしてしまう。やめたい。

 

 

そんな私が推しの松島聡くんの復帰を待つこともうすぐ1年。

未だ他の誰かに心奪われることなくただずっと待ち続けている。

これがどれだけ自分にとって驚くべきことか、自分自身が一番驚いているのだ。

 

 

 

これはもうもはや、意地だ。

 

ツイッターでは愛だのなんだのかましているが、

正直言って普通に意地だ。

 

 

聡くんが休止を発表してまず私は放心状態になった。

授業中にそのメールを開いてから好きな講義だったが、講師の話が一切頭に入ってこなくなった。

 

家についても手のワナワナが取れず、呆然としていた。

 

次の日の朝、目覚めの脳内に『君だけFovever』がかかっていた。

今まで特段好きな曲じゃなかったし、どちらかというと興味ない曲だったのにと不思議に思いながら、『君だけForever』を再生しながら学校へ向かった。

 

 

歌詞を聞いて涙目になりながら学校へ向かった。

人間の脳ってうまくできているな、なんて思った。

 

 

その日だったか次の日だったか覚えてないけど、すぐに生放送で『カラクリだらけのテンダネス』の披露があった。

エンケンさんがゲストとして一緒に踊ってくれて、かなり救われた。

 

曲の最後に5人は肩を組んだ。

一番端のマリウスが隣に誰もいないのにエアーで肩を組んでいた。

紛れもなく聡くんの肩に手を置いていた。

 

そこで初めてめちゃくちゃに涙が出た。

 

多分、人生で初めて両手で顔を覆いながらドラマみたいに泣いた。

 

 

泣き止んで、落ち着いたら冷静になってきた。

そして想像した。

私の知っている聡くんはSexy Zoneのことが大好き。

そんな聡くんの大好きなグループが自分のせいでマイナスなイメージがついてしまったり、ファンが減ってしまったと聡くんに思われてしまったらどうしようと思った。

それだけは絶対に嫌だった。

 

好きな人の居場所がなくなるのも嫌だし、これ以上彼にマイナスな何かを与えるのが嫌だった。

聡くんが帰ってくるまでここにい続けることが私にとって“聡くんと病気を乗り越えること”になった。

彼に表舞台に立って欲しいと願う限り、病気は彼だけの問題じゃない。

聡くんが今後どんな決断をしようと、その答えを出すまで私はファンでいることを誓った。

 

このくらい重い決意をしないと聡くんにしがみつけないし、私は推しに縛られたい願望性癖があるのでこれでも丁度いい湯加減だった。

 

 

『君だけForever』に感化されて愛を盾に取ってみたりそれらしい御託並べて武装してきたが、11月に入ってそれもそろそろ限界を感じてきた。

 

 

まじでこれは死ぬほど持久戦だ。

まずいつ復帰かというタイムリミットがない。

待つこと自体苦手なのにいつまで待ったらいいかわからない丸投げ状態。

毎日メールが来るたびに想像する「Sexy Zoneから重大なお知らせ」、開けてみるとコスメショップからのメルマガ、オムニ、タワレコからのお知らせ等々、、、

その度に落胆する。

小さな絶望を何度も味わう。

バイト中、携帯が触れていない今、ツイッターはもしかしたらものすごい騒ぎになっていたりして。

朝目覚めて携帯を触る時、この1タップで世界が180°変わるんじゃないか。

今までの精神的負担がすべて報われて全セクラバが幸せになれるんじゃないか。

一気にたくさん期待して、毎回一瞬で裏切られる。

一番辛いのは、誰も悪くないこと。

悪者がいないってこんなにつらいのかって思う。

 

アルバムが出る、新曲が出る、嬉しい。

Sexy Zoneに天下取って欲しい。

Sexy Zoneが建国した国の税金払いたい。

でも、そこに今私の好きな人はいない。

健人担の友達と一緒に見る新曲MVが苦痛になってくる。

彼女は何も悪くない。わかってる。彼を愛し、幸せなだけなんだ。

 

だんだん好きな人がいる世界がどんなだったか忘れてくる。

たまに見て安心していた聡くんの顔がだんだん見るだけで悲しいやら苦しいやらなんなのかわからない感情に邪魔されていく。

でも誰も悪くない。

もちろん私も悪くない。

私は自分で決めたことを好きで真っ当しているだけだし、苦しいならやめればいいけど、やめる方がもっと苦しい。

 

というか、悔しい。

どこかに悪者がいるとすれば意地っ張りで頑固すぎる私の性格かも、、、

でもとにかく性なので仕方ない。

 

 

気休めで他に誰かを好きになった方がいいのかもしれない。

でも気休めの悲しさ、知ってるんだよなあ…

聡くんと比べて苦しくなるより今の現実とタイマン張って勝負してた方が自分にとってはずっと健康的な気がするから。

あと、シンプルに彼を凌駕するようなアイドルがいない。

面白くて可愛くてかっこよくて真面目で元気で聡明であんなに周りを温かく照らして愛される人、私とっては聡くんだけだ。

 

 

もう、綺麗事を盾にするのも疲れたかもしれない。

晴れない霧がどんどん濃くなっているような気すらする。

このまま深い霧の中、疲れた私は彼の背中だけを探して進んでいく。

 酸素が薄い。もう他の事に構っていられない。

何もかもシャットアウトして寒さに身をぎゅっと縮めて、春を待つ。

 

 

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🔗https://youtu.be/-cDPltdzBA0

 

 

 

 

 

 

 

追記

自分が思っていたよりも遥かにたくさんの方に読んでいただいているみたいでビビっております。

このブログは聡くんの誕生日前にメンタルが限界値に達して書き殴った吐き出しブログでして、今はこの地点も通過し(?)小さな期待もせずある意味感情がいくつか死んで穏やかに過ごしております、、(あんまりフォローになってない)

聡くんを応援する方がみんなこの気持ちではないと思うし人それぞれの応援の仕方があると思うので当たり前ですが松島担の総意ではありません。

また、「早く復帰して欲しい」ではなくて「絶対に帰ってくるまで待ってやる」という気持ちを改めて自分に表明してやるつもりで書いているのでそこが伝わっていたら嬉しい限りです。

この時期と変わって今はセクシー4もよく笑うようになったし、FC動画なんかも明るくなってラジオでも聡くんの話を前よりしてくれるようになったし希望と思えることが増えました。

ですので今はただただ聡くんをもう一目見る前にコロナで死なないよう、その気持ちを生活の糧にしております…

皆様もどうかご自愛くださいませ。

2020.02.29